乳児性湿疹
乳児性湿疹とは、その名の通り乳児期に出来る湿疹の総称です。
ほとんどの赤ちゃんが一度は症状が現れると言っても過言ではない乳児性湿疹ですが、原因とそれに合わせた対策で改善することがあります。
脂漏性湿疹の場合
●原因と症状
皮脂が過剰に分泌されるため、頭部やおでこなどの皮脂腺の多い部分の毛穴がつまり、炎症を起こしたり黄色いかさぶたなどが出来る症状です。毛穴が詰まることで炎症を起こし、赤くなったりジュクジュクと膿んだりすることもあります。
●対策
お風呂に入った時に水で濡らして柔らかくなった時に、そっとこすって落とすのが効果的です。お湯だけで柔らかくならない場合は、お風呂に入る前にベビーオイルなどを塗ってしばらく置いておくと取れやすくなります。
皮脂の過剰分泌で起こるため、お肌を清潔に保つことを心がけ、清潔にした後にはしっかりと保湿をすると良いでしょう。
乾燥性湿疹の場合
●原因と症状
皮脂の分泌が収まってくると共にお肌が乾燥することで、お肌の表面にブツブツが出来たりザラザラの手触りやフケなどの皮が剥けたりする症状です。そのような状態になったお肌は敏感で弱く、ちょっとした刺激でも炎症を起こして赤くなったり、ジュクジュクと膿んでしまったりすることがあります。
●対策
お肌を乾燥させないために、お風呂はぬるま湯でさっと浸かる程度にすると良いでしょう。熱いお湯に長時間浸かっていると、お肌の皮脂がどんどんと落ちてしまい乾燥してしまいます。
お風呂上りはお肌の水分が飛ばないうちに保湿剤を塗り、お風呂以外でも1日に数回保湿剤を塗ることでお肌を乾燥から守ります。
お風呂以外では、小まめな保湿が大切です。
参考
2016/04/20 更新
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